信州いいなか里山泊覧会イーラ@飯島陣屋

信州いいなか里山泊覧会イーラが始動しました!
長野県伊那谷 飯島町と中川村を中心に10月22日から展開する「信州いいなか里山泊覧会イーラ」
その中の1カテゴリー「信州いいなかDEEP」のプログラムで公演いたします。
会場は江戸時代に代官が駐在した建物を復元した「飯島陣屋」
当時の作りを再現しているため、部屋には電灯などの固定照明はありません。
舞台となる奥の間は昼間でも薄暗く、夜ともなれば行灯の光だけとなる、そんな部屋です。
暗い会場に行灯とろうそくを灯し、不思議な雰囲気の会場で
ドキュメンタリー映画「人形のいる風景-ドキュメント・オブ・百鬼どんどろ」に続いて「猫姫くぐつ舞」を演じます。
終演後は人形に触れて、人形操作の体験が出来るコーナーも設けました。
先日飯島陣屋で打ち合わせをしましたが、とても雰囲気のある会場で時代劇の舞台で演じるようで
今からわくわくしています。
観覧は予約制ですので、ぜひご予約の上お誘い合わせてご来場下さい。
会場となる飯島陣屋はこんなところです。
http://www.iijima-kankou.org/
イーラのサイトから予約できますので、のぞいてみてください。全部で64のプログラムがあります。

桜の木の下のコンサート@堀尾医院

[第17回桜の木の下のコンサート
ー東日本大震災復興支援チャリティーイベントー ]

信州はもう秋の予感です。

猛暑の中での「岡本芳一追悼公演」。
つい先日の事のように思われますが、1ヶ月経ってしまいました。
事後報告も出来ないまま、石苔亭いしだ(昼神温泉)で主に展開して行く新作を発表する事に追われていました。
その事もご報告できないまま新しいイベントのご案内です。

愛知県碧南市の堀尾医院でのイベントで上演致します。

岡本芳一の芸を大切にして下さった堀尾先生が、
「どんな演目でも結構です。あなたが岡本さんの事を思ってやって頂けるなら。」と、
追悼公演のお話しを頂きました。
岡本は生前、堀尾医院でのイベントで上演出来る事を毎回とても楽しみにしていました。
もちろん私も同行しました。時に私も出番のチャンスをもらいました。
堀尾先生をはじめ、ここに集まる多くの皆さんは「芸人を招いて振る舞う」という粋な遊びの楽しみ方がお上手で
とても印象的で衝撃でした。

今回、ここに招かれるというのは私にとって光栄な事です。
心を込めて人形と舞ってきます。

飯田美千香


愛知県碧南市
堀尾医院

第17回桜の木の下のコンサート
ー東日本大震災復興支援チャリティーイベントー

平成23年9月10日(土) 18:00~
出演:ボーカルグループ“Shi~ka”/百鬼ゆめひな/阿波踊“太閤連”

堀尾医院駐車場 Tel.0566-48-0633
※雨天の場合は鶴ヶ崎区民間 Tel.0566-41-0323

当日は駐車係が出ますのでご相談下さい。
尚、例年駐車場が大変混雑致します。公共交通機関のご利用、お車はお乗り合わせでのご来場をお願い申しあげます。
入場料はありませんが屋台の売上は被災地に義援金として全額寄付いたします。
美味しいものが沢山ありますのでお楽しみ下さい。

まほろは祭実行委員会












































〈事後報告〉
9/10 第17回桜の下でのコンサート
-東日本大震災復興支援チャリティーイベント-を終えて。


岡本が生前お世話になっていた、愛知県碧南市の
堀尾医院さんでのイベントに参加させて頂きました。
毎回驚くけど、今回も圧巻。さすが、三河の人は違う!
舞台に登場するやいなや、投げ銭のあらし。
足場はどんどん難しいことになっていくけど、ここで困惑するのはだらしない、と思い
満月を頭上に、しっかり人形と共に舞ってまいりました。
私の出番は3組中2番目でした。トップバッターはボーカルグループの方で、
私はスタンバイ中で拝見出来ませんでしたが、歌声がとても心地よかったです。
会場がすっかり暖まったところに私は登場させて頂きました。
私が終わって、ラストは阿波踊りチームでした。いったん私は片付けで引っ込みましたが
賑やかな雰囲気に誘われて、思わず覗きに行きました。舞台は病院の駐車場の一部なので
決して広いスペースでは無いのですが、あり得ない人数の阿波踊り連が
舞台で入れ替わり立ち替わり踊っていました。そこだけ煌々としていて
なんだか不思議でした。ここの病院に突如現れた異空間。これは「お祭りだ…」と
しみじみ思いました。
この地とご縁が続きますよう、お祈りしています。
飯田美千香

二つの公演の模様は、こちらのアルバムにアップしましたのでご覧下さい。
https://picasaweb.google.com/108698729613837147087


岡本芳一追悼企画@いいだ人形劇フェスタ2011

8月6日(土)

『岡本芳一追悼企画』
映画『人形のいる風景~ドキュメント・オブ・どんどろ~』
   監督:渡邊世紀
百鬼ゆめひな舞台『中有の闇のものがたり "子供三番叟"~岡本芳一に捧ぐオマージュ~』

写真/伊藤敦














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人形遣  :飯田美千香(百鬼ゆめひな)
打楽器  :辻田浩之
津軽三味線:湯浅大吾
スタッフ :浅川環
協 力  :北沢ますみ
宣伝美術 :伊藤敦

   
会場:長野県飯田創造館 4階401号室
開場:19:40
開演:20:00
※ワッペンで観劇可



8月7日(日)
「猫姫くぐつ舞」 出演/飯田美千香
会場:セントラルパーク
時間:13:00~13:30
※ワッペンで観劇可

フェスタ期間中には川本喜八郎人形美術館でも「人形のいる風景」を上映します
8月4日(木)11:00、15:00
8月5日(金)11:00
※ワッペンで入場可

いいだ人形劇フェスタ
http://www.iida-puppet.com/index.html

皆様お誘い合わせて是非ご来場下さい。

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〈事後報告〉いいだ人形劇フェスタ2011にて
8/6「岡本芳一追悼企画」を無事終えました。
あいにく当日はひどい雨になってしまいましたが、そんな中
大勢の方に足を運んで頂きまして、誠にありがとうございました。
開場して間もなく、追加の椅子が慌ただしく用意されていく様子が
控えの間からも分かりました。
胸がいっぱいになり、思わず合掌しました。
しっかり舞台を務めようと、尚一層気が引き締まりました。
今回のベストメンバーでおくる追悼公演は、今夜が最初で最後ね、と話していました。
前日からみんなで作り上げた暗闇と緋毛氈の舞台に、百目ローソクの大きな炎が
ゆらゆらと立ちのぼっていました。メンバーの想いはもの凄い波長で集結していました。

岡本の月命日に、素晴らしい夜を、ありがとうございました。

「百鬼ゆめひな」は、まだまだ未熟ですが
今後も何卒宜しくお願い致します。

<追記>
岡本が人形師で出演した映画「ヘヴンズ・ストーリー」の瀬々敬久監督が、
フェスタで演じた「猫姫くぐつ舞」においでになり、楽屋まで挨拶に来てくださいました。
そのことを映画公式サイト(http://ameblo.jp/heavens-story/)のブログで
語ってくださっています。
http://ameblo.jp/heavens-story/day-20110808.html
瀬々監督、ありがとうございました。

                                            飯田美千香

映画『VEIN~静脈~』@渋谷アップリンクX

2011年7月6日 岡本芳一さんの命日
遺作「VEIN~静脈~」とドキュメンタリー「人形のいる風景~ドキュメント・オブ・どんどろ~」を上映中の渋谷アップリンクXで、追悼上演を行って参りました。
いったい何人の方が観に来てくださるのかとても不安でしたが、定員50人の開場はは満員・・・!せっかく来てくださったのに、会場に入れずお帰りいただいた方もいらっしゃるほどの反響に驚いています。
顔なじみの方、そうでない方。皆さんがいかに岡本芳一という人形師を、人物を慕っておられたのかを肌で感じました。
終演後、渡邊世紀監督と対談もさせていただきました。
監督のブログにも、熱いレポートが掲載されました。
http://yaplog.jp/doublebearfilm/archive/46
また、当日来てくださった黒谷都さんも、当日の模様を日記にしてくださっています。
http://web.me.com/kugutsume/Site/diary/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC/2011/7/6_%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E8%8A%B3%E4%B8%80%E3%81%95%E3%82%93%E4%B8%80%E5%91%A8%E5%BF%8C.html
命日の供養にふさわしい一夜となり、岡本さんも喜んでいる事でしょう。
みなさま、ありがとうございました。